2006年05月01日

ついに英国からの鶏輸入停止

英国からの鶏輸入停止へ 鳥インフルエンザ確認で

農林水産省は29日、英国の養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザウイルスH7N3型が確認されたことを受け、英国からの家禽(かきん)の輸入停止を決めた。国内のブロイラーなどの元となる生きた鶏の多くは英国産に頼っており、輸入停止が長期化すれば鶏肉の供給に影響が出る可能性もある。

 国内で食肉や採卵用として飼育している鶏の多くは、欧州で育種され生きたまま輸入された鶏の子や孫にあたる。05年に輸入した鶏約100万羽のうち、英国産は4割近くにのぼった。約4割を占めたフランス、オランダ、ドイツからの輸入も鳥インフルエンザで今年2月以降、相次いで停止されている。

 農水省は、国内に輸入済みの鶏のストックが十分にあり、輸入先を欧州から北米に切り替える動きが進んでいることから、当面は大きな影響はないとしている。

 一方、国内の養鶏業者からは輸入停止の長期化を懸念する声も出ているため、同省は今回確認されたウイルスの詳しい分析を待ち、弱毒性と確認されれば条件付きで英国からの輸入を再開することも検討している。


最大の供給国イギリスからの輸入がついに止まってしまいました。
大きなニュースにはなっていませんが、これは日本にとっては大変なことです。


農林水産省英国からの家きん肉等の輸入一時停止措置について
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2006年04月11日

国内の鶏が不足する?

先日、イギリス・スコットランドの鳥インフルエンザのことを書きましたが、今日の朝日新聞にこのような記事が出ていました。

欧州で鳥インフルエンザ 鶏輸入止まり国内養鶏業に影

欧州での鳥インフルエンザの流行が、国内の養鶏産業にも影響を及ぼしそうだ。農家が採卵や食肉用として飼育している鶏の多くは、欧州で育種された鶏の「孫」。鳥インフルエンザの感染を防ぐため、欧州の主な農業国から生きた鶏の輸入が停止されたことで、国内の鶏が不足する可能性が出てきた。

 世界で飼育される鶏の大部分は欧米の大企業が育種を手がけている。日本も欧米からヒナを生きたまま輸入して採卵し、その孫にあたるヒナを各地の養鶏農家で飼育するのが大半。国内で育種した鶏は採卵用で7%、食肉用は1%未満だ。

 ところが、フランス産の鶏の輸入が2月24日付で停止。3月にはオランダ、4月6日にはドイツ産の生きた鶏の輸入が停止された。禁輸対象は、05年に日本が輸入した鶏の43%に及ぶ。

 養鶏業界は米国や英国などからの輸入を増やすと同時に、すでに輸入した鶏を大切に扱い、通常は7カ月の採卵期間を10カ月以上に延ばして、ヒナ不足を解消する考え。

 輸入停止が長期化した場合、農水省は低利融資などで農家経営を支援する準備を急いでいる。



この記事は、まだスコットランドの件が反映されていないようです。
続報も、入ってきていません。
イギリスが止まれば一番恐ろしいのだが・・・
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古代エジプト小麦ビール「ホワイトナイル」

ビール:古代エジプト小麦を使い共同開発 京大・早大


京都大と早稲田大は10日、古代エジプトの小麦を使ったオリジナルビール「ホワイトナイル」を共同で開発したと発表した。研究や教育、産官学連携などで相互協力するため両大学が同日締結した「連携協力に関する基本協定」の第1弾。12日から両大学の生協やレストランで販売する。

white nile.jpg

古代エジプトの「エンマー小麦」は、京大栽培植物起源学研究室が約40年前にエチオピアで収集して保存していたそうです。同研究室は世界中の小麦の種子約1万種を保存している世界最大級の遺伝子バンクとのこと。

でも今回は、エンマー小麦の生産が間に合わず、近縁種の「デュラム小麦」を使用したらしいです。
これって、スパゲティなどのパスタに使われる最高級の小麦ですね。


京都新聞の記事はこちら
京大と早大、ビールを共同開発
12日から発売 連携協定に基づき
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2006年04月09日

牛乳を飲もう!

全酪農家に生乳減産指導へ 生産過剰で北海道農協中央会


 牛乳消費の低迷などで過剰になった生乳約900トンが北海道で廃棄処分された問題で、生産計画を立てる北海道農業協同組合中央会などが今年度、道内酪農家の全7800戸に生産量を一律で減らすよう指導することを決めた。指導は13年ぶり。指導に応じなければ、買い取り価格に一定の「罰金」を盛り込むことが検討されており、各農家にとって事実上の減産の「縛り」となる。12日に各農協に伝える。

 同会はすでに全道で3%の減産計画を明らかにしており、その方法として3割ほどの農家に前年度比10%の減産を引き受けてもらい、残りは現状維持とする方針だった。減産に応じた農家には「調整金」を支払う仕組みにしたが1割しか希望者がおらず、それ以外の農家にも生産量を減らしてもらうことにした。1戸あたり1%程度の減産とし、個別の量は各農協が調整する。

朝日新聞 2006年04月08日

酪農家にとっては、なんとも辛い話です。
「売れる・売れない」は、どの世界にもあることでしょうが、生き物相手の一次産業は、「生産調整」とか「効率改善」なんて言葉は似つかわしくないはずです。
なんとか上手くいく方法はないのでしょうか?
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2006年04月07日

イギリスがくしゃみすれば、日本は・・・

牛、豚ときたから、次は鶏というわけではないのですが、

英の鳥インフルエンザ、強毒性のH5N1型と確認

 
【ロンドン=飯塚恵子】英当局は6日午後、英北部スコットランドの東海岸の農場で死んでいた白鳥1羽から検出された鳥インフルエンザウイルスが強毒性のH5N1型と確認されたと発表した。
Click here to find out more!

 H5N1型の感染例は英国で初めて。国内ではこのほか、死んだ白鳥が北アイルランドで6羽、グラスゴーで2羽見つかっており、保健当局は被害の拡大を示すものか、確認を急いでいる。

 首相官邸は6日朝、緊急事態特別閣議(コブラ)を招集し、対策を協議した。政府は5日夜、現場一帯半径3キロ以内の家禽(かきん)を屋内に収容し、卵製品などを域内から移動しないよう地元住民に通達を出した。

(2006年4月7日0時47分 読売新聞)


日本と遠い話のようですが、ブロイラーの80%以上のシェアを占めるチャンキーとコッブという2大鶏種の育種をしているのは、アメリカとイギリスの2つの会社。
そのひとつ、ロス・ブリーダー社はスコットランドにあります。

ロス社から日本に送られてくる「原種鶏」雛を国内で2世代にわたり交配させ、誕生した鶏を、日本人は「国産」鶏として食べています。
つまり、この会社が「原種鶏」を輸出できない事態に陥れば、日本の「国産」鶏の半分以上は消えてしまうのです。

アメリカやブラジル、中国、タイなどの鶏肉輸出国だって事情は同じこと。
スコットランドの広範囲に鳥インフルエンザが広がれば、世界の鶏関連企業はとんでもないことになるのです。
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BSEの影響大

神戸新聞ニュース 2006/04/06
BSEで世界的豚不足 ソーセージなど値上げへ


 日本ハム(大阪市)と伊藤ハム(西宮市)は、ハムやソーセージなど豚肉加工食品の値上げに踏み切る。牛海綿状脳症(BSE)問題で牛肉に代わり豚肉の需要が増え、原料価格が高止まりしているため。輸入豚肉は近年、年10%前後の割合で値上がりしているという。

 日本ハムは六月から大半の商品を値上げする方針を固めた。全面値上げは一九九六年以来。7-12%の引き上げを見込む。

 伊藤ハムは、豚肉の中でも上昇率が高い輸入バラ肉を使うベーコンを近く値上げする。「値上げ幅や、他の対象商品は決めていない」(同社)が、商品数の絞り込みも検討する。

 小売店サイドも「正式通知はまだだが、原料上昇は理解できる」(コープこうべ)として、値上げに同意する考え。

 一方、クワムラ食品(多可町)は「利益は減っているが、値上げはしない」としている。


豚肉だけでなく、魚にも原料価格高騰といった影響が出ているようです。

ちなみに、ハム、ソーセージの原料は輸入豚肉であることが、この記事からわかります。
あおりを受けて、国産豚の相場も上がっています。
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2006年04月06日

春の改選?

食品安全委員会改選Mangiare!Cantare!Pensare!

「食」を仕事とする私が、「食」をテーマとするブログを立ち上げようと思いながら、ずいぶんと経ちました。
新年度になれば・・・と決めていたのですが、こんな話題から始めないといけないとは、ある程度、予測されていたこととはいえ、情けないものがあります。

金子清俊氏、山内一也氏、お二人とも、日本でBSEがはじめて発見されたあと、講演会や学習会で何度もお世話になりました。
当時、肉を担当していた私は、とにかく知りたいと、講演会場で直接質問もさせていただきました。

ギリギリまで頑張ってきた方々がやめられるとは、食品安全委員会を作ったときの「志し」が、姿を消してしまうのでしょうか?
残念でなりません。


追加
こちらも参照ください。
食品安全委のプリオン調査会が空中分解ビデオジャーナリスト神保哲生のブログ



posted by descarga at 00:45| Comment(7) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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